こんにちは、かっしーです。
僕は社会に出て、たった3年間で2回の転職をエージェント経由でしました。かなりのリスクをとってきました。
さて、今回は転職エージェントの利用は相談のみでもいいのか考えていきましょう。今回の記事は下記の悩みを抱えている方には有益です。
- 転職エージェントに相談したいが、相談のみの利用は問題ないかな?
- 転職エージェントって相談したら、しつこく転職を強要してこないかな?
- 転職を本気では考えてないが、転職エージェントに相談をしてみたい、、
では早速本題に入っていきましょう。
もくじ
結論:相談だけでいいのか?
さて、先日僕はこんなツイートをしました。
転職エージェントの利用は面談のみでも全然OKですよ。別に無理して転職をする必要はないし、転職エージェントも強要はしません。相談者を無理に転職させても、転職エージェント自体の信頼が失われるだけ。転職エージェントのハナシをききたい人は積極的に面談してみるといいです。いい情報が手に入る。
— かっしー@転職マスター (@FIRE81056719) June 17, 2021
転職エージェントは相談のみの利用で全然問題ないです。相談したいなら、積極的に相談していきましょう。
相談のみの人は迷惑なのか?
転職エージェントとの利用は相談のみで全然問題ないです。おそらく迷惑ではないと思います。
僕の肌感ですが、転職エージェントは初回の面談で面談者が転職してくれると期待はしてないと思います。
面談の最後には、「どうでしょうか、転職活動してみますか?」ときいてきます。
つまり転職エージェントは、相談の時点では相談者が転職してくれるとアテにしてないと僕は考えています。
登録後の案内に相談のみでいいと書いている
そもそものハナシなんですが、転職エージェントのサイトで面談の登録をします。
すると、今度は初回の面談の日時の予約をして、予約を確定させるとメールが飛んできます。
だいたいどこの転職エージェントもそのメールに、「相談だけでもいいのでざっくばらんにお話しをお聞かせください」的な内容のメッセージがのっています。
このことからも面談した人が絶対に転職してくれるなんて考えてないですよ。
面談はそもそもそんなに長くない
転職エージェントとの面談の時間は、そんなに長くないです。むしろめっちゃ短いですね。
企業の採用面談は結構長くて30分から40分のイメージですが、転職エージェントとの面談の時間はだいたい20分から30分くらいです。
転職エージェントが初回の面談の短さについて考えてみても、面談者が転職してくれるなんて考えてないでしょう。
電話のみで相談可能
転職エージェントとの相談は実際に面談をエージェントとしないといけないと考えていますか?
実際にはそんなことはありません。
転職エージェントとは実際に面談はしなくても、電話のみの面談でも全然可能なんですよね。
これは転職エージェント側は電話対応のみで済ませていいと考えているわけで、最初の面談では転職エージェント側は多分本気出してないですよ笑
だれでも転職させたらいいわけじゃない
転職エージェントというのは、ビジネスの特性上誰でも転職させればいいのというわけではありません。転職先で長く働いてもらわないと、質の悪い転職エージェントという評判がつくかもしれないのですよね。
転職の意志が中途半端だと思われる転職者については、逆に転職をさせないという判断もしてきますね。実際に僕は前回の転職活動で、転職エージェントに転職を反対されました。
転職エージェントとの初回の面談では、担当者はあなたがどんな方かを知ろうとしていて、あなたに本気で転職を期待するとは限らないです。
経験談:エージェントによっては冷たくなることがある
転職エージェントの利用は初回の相談のみで問題ないとけっこう力説しました。ここからはちょっと余談です。
僕は過去に転職しないことを転職エージェントに伝えると、興味のなさそうな態度をとられたことがあります。
ある大手のIT系の転職エージェントだったんですが、僕が「今回はガチで転職をするつもりはないです」と伝えると興味なさそうに僕の話を聞いてましたね。
別に気にする必要は全くないのですが、そういうこともあるよと理解してもらえればよいです。
面談の段階で相談者の転職活動は期待してない?
ここまでの内容を簡単にまとめると、
- そもそも相談のみでもいいと、案内メールに書いてある
- 面談自体時間は長くなく、むしろ短い
- 電話のみで相談可能
- 誰でも転職させたらいいわけじゃない
ですよね。
転職エージェントとの初回の面談は、エージェント側の担当者が「相談者がどんな人なのか?」、「この人は本当に転職をしてもいい人なのか?」をうかがっているステージです。
ですから、転職エージェントの利用経験がなく、不安を持っている方も気軽に相談するといいのではないかと思います。
僕とかはフツーに転職エージェントと、今後のキャリア開発・年収アップの作戦について相談します。これはフツーの行動だと思っています。
相談だけでも得られる情報は?
転職エージェントは転職する時のみ役立つ人たちで、「相談だけする人の役には立つの?」という疑問を持っている方いるかと思います。
これは僕はかなり役に立つと思っています。というのも、
- 転職市場はどんな感じか?
- 今は転職に適したタイミングなのか?
- 転職したら年収は上がるか?
を教えてくれます。これは実際に転職をしない人にも有益な情報になると思います。
転職市場の状況が分かる
転職エージェントは、常に星の数に及ぶ企業の求人を扱っています。そして、求職者に紹介して、転職サービスをしています。
転職市場の状況を正確に把握しているのですよね。
今は○○業界が勢いがあるとか、○○の経験があると高年収の求人を紹介できますといったようなことを教えくれます。
シンプルに有益ですよね。
転職に適したタイミングかどうか?
昨年2020年はコロナ禍で、世界経済が低迷してましたよね。僕はそれでも勇気を出して転職を試みました。それが2020年の末から年明け2月ですね。
その転職活動にて、エージェントの方が当時のコロナ禍の書類審査の通りやすさとかを教えてくれました。
それで、「2020年の前半は転職市場ダメダメでしたが、今は書類通りやすい」と担当の方は教えてくれチャンスだと思い活動しました。
そしたら書類審査も普通に通過して、大手に入れました。このように転職エージェントと相談すると、転職にら適したタイミングが分かります。
転職して年収は上がるか?
サラリーマンにとってお給料は大切なポイントですよね。転職して年収がアップするのかもしっかりと教えてもらいましょう。
転職エージェントから適正年収を知りたい場合は、履歴書と職務経歴書を書いておく必要があります。
もし書き方がわからない場合は、初回の相談はエージェントに職務経歴書を作成してもらうのに使いましょう。
僕とかはある転職エージェントにイイ感じの職務経歴書を作成してもらい、他の転職エージェントとの面談や直接応募の時にその職務経歴書を使用するということを普通にやっていました。慣れてくればコレくらい平気ですねww
どれくらいの企業規模ならチャンスがあるか?
転職エージェントはかなり大量の転職希望者をさばいているので、転職希望者が入社できる企業の規模も質問すれば答えてくれます。
僕は前職はweb系のベンチャー企業で勤務をしていたのですが、大手企業に転職をしたくなりました。
それで転職エージェントとの面談で質問をしたんですね。「僕は今回の転職活動で大手企業に転職をすることが可能でしょうか」と。
するとその転職エージェントの方は、「今のままですと大企業の本社はちょっと難しいかもです。USCPAとかを取ればいけるかもしれないです」と回答してくれました。ぶっちゃけ最適な返答をくれたかなと。
なので、ベンチャー企業に興味ありますとか、外資系の企業に興味がありますという方は素直に質問してみるといいと思います。
転職エージェントと面談する方法
ここまで、転職エージェントの利用は面談のみでいいことを力説してきました。では、今度は転職エージェントと面談をするにはどのようにすればいいのでしょうか。
コレはめちゃくちゃ簡単でして、自分が興味がある転職エージェントのサイトに行って、応募フォームがあるのでそこから応募するのみですね。
めっちゃ簡単ですよね。アマゾンで本を注文するくらい簡単です。コレさえできれば、あとは面談までにちょっと準備すればOKですね。
転職エージェントの面談前に準備すること
転職エージェントの面談の予約ができれば後は、先ほども少し触れましたが「履歴書」と「職務経歴書」を作成し、転職エージェントに話すことを考えればOKです。
履歴書の作成と話すことを考えるのは簡単にできるのですが、後に触れる職務経歴書がちょっと厄介なんですよね。
履歴書
履歴書ですが、コレはみなさん作成するのは簡単ですよね。高校から大学、現職の在籍期間を書いて、志望理由や保有資格を記載すればOKですよね。そんな難しくないはずです。
しかも履歴書についてはみなさんは学生時代にバイトや、新卒の就活において作成されていると思うので、作成の経験は絶対にあるはずですよね。
転職をしたことがある人ですと、作成の経験はめっちゃあると思っていますので、全然困らないはず。
職務経歴書
転職時に作成するのが難しいのは、「職務経歴書」なんですよね。体裁がよく、経歴も優秀に見える職務経歴書というのは作成できる人がそういないです。
すでに転職を2回もしている僕でさえ、職務経歴書の作成はけっこう苦労します。しかし、職務経歴書の作成で転職エージェントを利用すれば楽にイイ感じのものが作成できます。
転職エージェントはコレが作るのが得意なので、まずはエージェントが用意してきたフォーマットに従って職務経歴書を下書きで作成して、面談時に提出して修正してもらえればいいのではないかと思います。
僕はその方法で、現在大手企業で働いています。転職エージェントにたくさん会って、職務経歴書はブラッシュアップしてらいましょう!
書類の作成はここまででOKでして、ここからは面談で転職エージェントに知ってもらうために話すことを準備します。
コレまでの経験
コレまでの業務経験はざっくりでいいので、棚卸をしておきましょう。転職相談者がコレまでどんな仕事をしてきたのかに転職エージェントは関心があります。
転職エージェントはその人の企業規模や勤務年数、業務経験を聴いて、その相談者に紹介できる求人票を考えています。
自分にとって適切な求人票を見せてもらうために、ウソ偽りなくコレまでの経験を伝えればいいのかなと思います。転職エージェントに本音を語ることの重要性は下記の記事でも紹介しています。
転職したい理由
転職したい理由もしっかりと伝えましょう。転職したい理由はいろいろとあると思っていて、
- 年収上げたい
- 大手に転職したい
- ベンチャーに行きたい
- Uターンしたい
- 外資にいきたい
- 業界を変えたい
- 職種を変えたい
などなど皆さん色々な希望があると思いますので、自分の希望をしっかりと言っちゃえばいいと思います。
特別にヤバい転職理由、例えば「今働いている会社の上司がウザい」ですとかじゃなければ問題ないです。
現年収・希望年収
現在のあなたの年収と、希望する年収も転職エージェントは面談の中で質問してきます。
コレは現在の年収はイヤなら正直に伝える必要がないみたいですが、希望年収は言っておかないとどの年収レベルの求人票を紹介すればいいのか転職エージェントは判断ができないと思います。
希望年収はちゃんと伝えましょう。僕とかは自分の市場価値よりもちょっと強気に高い年収をいつも希望していたのを覚えています。
相手は転職エージェントなので、実際に選考を受験する企業の人事ではないので、ちょっと高すぎる年収を言っても問題ないです。別に選考を受験する企業の人事に最初に伝えた希望年収が連絡されるとかはないはずです。
いつごろまでに転職をしたいか
いつまでに転職をしたいのかも転職エージェントに連絡しておきましょう。
普通の回答としては、
- 3ヶ月以内
- 半年以内
- 年内
とかが一般的かなと思います。あとこの質問に関しては、転職エージェントとの面談を申し込む際に4択で質問が準備されていることがあります。
その場合はそのタイミングで回答しておけばいいかなと。また、ガチで転職を考えていない人は別に答える必要はないのかなと。
服装・身だしなみ
ここまで転職エージェントとの面談の準備ができれば、あとは服装と身だしなみを整えておけばOKですね。
とは言っても、別に転職エージェントとの面談では、カチッとしたスーツを着る必要はありませんでして、私服であればOKです。
私服と言ってもスウェットは印象が悪いのでダメですが、シャツにチノパンという格好なら全然問題がありません。
服装については、転職エージェントとの面談の案内にも「私服でも構いません」と案内があることが多いですのでそんなに考えこむ必要はないですね。
相談だけ可能な転職エージェント
ここまでは「転職エージェントは相談のみ全然OK」という点と「転職エージェントととの面談までに準備すること」について解説してきました。転職エージェントは相談のみでも問題ないことさえわかれば、それでいいです。
が、ここでは僕がコレまで利用してきて、「面談のみでぜんぜんOKだな」という転職エージェントを紹介しちゃいます。
僕はコレまでたくさんの転職エージェントを利用してきましたが、
- パソナキャリア
- マイナビ転職エージェント
- doda転職エージェント
- ワークポート
- MS-JAPAN
あたりは相談のみの利用は問題ナシという感じです。
上記の転職エージェントの中で興味があるとか、聴いたことがあるというものは相談してみてもいいと思います。
転職エージェント以外の人にも相談
さて、ここまではかなり長く転職エージェントの面談に関して説明をしてきましたが、ここからは「転職エージェント以外の人」のハナシを聴くこともオススメします。
転職エージェントの方は、転職のプロなわけですから彼らに転職に関して相談をすることは言うまでもなく転職において有益な情報を入手できるわけです。
しかし、彼らの収益は転職希望者が転職をしてくれて初めて発生するので、彼らのハナシばかりに耳を傾けるのはちょっと視野が狭くなるかなと。
最近はキャリア形成の相談に乗ってくれるサービスがたくさん存在していまして、
- ポジウィル
- ココナラ
- 友人
- 知り合い
- 場合によってはオンラインサロン
あたりでも全然転職の相談ができます。
転職活動は人生においてはかなりの大きなイベントになるので、ぜひ積極的に利用してもらえればと思います。
motoさんに学ぶ転職エージェントの活用方法!
転職エージェントを、転職はせずにうまく活用する方法に関してはとても有益な本があります。
motoさんという年収1,000万円を超えている優秀な営業マンが書いた『転職と副業のかけ算』という本になります。
詳しくは本を読んでいただけると分かるのですが、motoさんがこまめに転職エージェントと相談して、転職での年収アップを着実に達成していることが分かります。まだ読んでない方はマジで読んだ方がいいです。
僕もこの本を読んでから転職エージェントの有効な活用方法がわかりました。
まとめ
さて、今回は転職エージェントの利用は面談のみでいいのかというテーマでアツく語ってきました。
内容をまとめると、
- 転職エージェントの利用は面談のみでOK
- 転職エージェントは面談者に転職をそんなに期待していない
- 転職エージェントは転職に関して有益な情報をたくさん持っているので、積極的に利用しよう!
- 転職エージェントと面談するときは準備をしっかりしよう
- 転職エージェント以外にもいろんな人に相談しよう
になります。
転職エージェントの利用はマジで面談のみでも問題ないので、積極的に相談して情報収集すればいいと思います。
転職を考えている人は、転職エージェントをうまく利用してうまく転職活動してください。
それでは、またお会いしましょう。バイバイ!