今回の記事は下記の疑問を解決することができます。
- 外資系への転職を考えているが、自分は向いているのか?辞めておいた方がいいのか?
- 外資系は給料が良いときくが、過酷な世界であると聴くことが多い。具体的なことを知りたい。
- 外資系への転職が「やめとけ」と言われる理由が知りたい。
こんにちは、かっしーです。
今回の記事では外資系への転職が「やめとけ」と言われる理由を解説してみました。
外資は待遇が良いようによく思われますが、その反面クビや成果主義などの厳しいハナシもよくきく世界ですよね。
この記事を書いている僕は新卒の4年間で2回の転職を経験しており、現在は外資系企業でバックオフィスの仕事をしています。今回はそんな僕が外資への転職は辞めておいた方がいいのかを解説してみます。
もくじ
僕が働いている外資の特徴
僕が働いている外資系の特徴を簡単に解説をしてみます。
元々はある日系企業の1つの事業部だったのですが、そこの業績が悪かったので本社がとある外資に売却して今に至っているところです。
外資の親会社がコントロールするようになってからは業績が良くなっているような状況ですね。

外資転職は辞めておいた方がいい人の特徴
では、さっそく外資系への転職を辞めておいた方がいい人の特徴を紹介してみます。
下に並べる特徴に当てはまる人は外資系への転職は「やめとけ」というアドバイスをするのが適切です。
- 仕事に本気を出せない人
- リスクを取れない人
- 過去に仕事でメンタルを病んだことがある人
- 専門性を磨きたい人
詳しく解説をしていきましょう。
仕事に本気を出せない人
仕事に本気を出せない人は外資系に残り続けるのがかなり難しいです。
外資系の仕事は内容的にレベルが高い上に、フルコミットして成果を出すことが求められます。
ですから、「仕事はほどほどにして勤務時間後の趣味や休養の時間を大切にしたい」といった考え方の社会人はやっていけません。
リスクを取れない人
人生でリスクを取ることができない人は転職しない方がいいですね。
下記に該当する人には外資への転職は「やめとけ」と僕なら言いますね。
- 次に転職をすると後がない
- 最近子供が生まれた
- 奥さんは専業主婦
- 親の介護をしないといけない
外資系は仕事へのフルコミットが求められるので、働いている社員の家庭の事情により責任を果たせないなんてことは許してもらえないです。
過去に仕事でメンタルを病んだことがある人
過去に仕事でメンタルを病んだことがある人は外資への転職をするのは辞めておきましょう。
外資は仕事がハードですので、メンタルを病んでしまうことは普通に考えられます。
特に過去にメンタルを病んだ経験のある人は辛いことがあると、再度メンタルを病みやすいことは有名ですよね。
そういう人は無理して外資への転職はせずに、社員のことを大切にする意識の高い日系企業で働いた方が幸せになることができます。
スペシャリスト志向ではない人
スペシャリストを目指しておらず、あらゆる仕事ができるようになりたい人も外資へは入社しない方がいいでしょう。
というのも、外資ではジョブディスクリプションというのが定められており、自分がどんな専門性を活かして、どんな成果を出せばいいのかが明文化されているからです。
日系企業のようにあらゆる部署で、あらゆる業務を経験することはまずないです。ですからそういう働き方が好きな人にはオススメできません。
外資転職をオススメできる人の特徴
では、次は外資系への転職をオススメできる人の特徴について考えてみましょう。
それは、
- 仕事がハードでもお金を稼ぎたい人
- 専門性の高い人
- ストレス耐性の高い人
ですね。こちらも詳しく解説をしていきます。
仕事がハードでもお金を稼ぎたい人
仕事がハードでもお金を稼ぎたい人は、外資系はとてもオススメですね。
先ほど外資は仕事へのフルコミットが求められると書きましたが、その分やはり給料が高いです。基本給が高いですし、ハードワークな分時間外手当もたくさんもらえます。
そして、業務での仕事っぷりを認めてもらえると評価されてグレードが上がり、基本給が上がるという仕組みです。
専門性の高い人
専門性の高い人も外資系への転職をオススメすることができます。
先ほどジョブディスクリプションの話を紹介しましたが、外資は基本的に自分の専門性を活かすところです。大手にいそうな何でも屋タイプの人が活躍できる場所ではありません。
ですから、専門性の高い人は外資でのハイレベルな仕事も全然対応できる可能性が高いですね。
ストレス耐性の高い人
ストレスへの耐性の高い人も外資系はオススメすることができます。
外資はハードワークなんで日系のホワイトなところと比べるとストレスがどうしても溜まりやすいんですよね。
ですから、元々のストレス耐性が高いかつ休日にストレスの発散をするのが上手な人は外資系ではやっていけるでしょう。
外資ではメンタル・体調を崩してしまうことはあるか?
外資系への転職を検討している方は、「外資で働いているとメンタル・体調を崩してしまうか?」というポイントにも関心があることと思います。
ぶっちゃけたハナシ、メンタルや体調を崩して休んでしまう人はいるのが現実です。しかし、そんな酷いレベルではなく1日、2日休暇を取ったらまた戻ってくる程度のものです。
仕事の内容がハードかつ業務量が多いので、どうしても少しだけ体調を崩してしまう人がいるんですよね。

あ、残業時間が70時間超えた時のことは下の記事にまとめていますので興味ある方はどうぞ!
-
-
残業時間が70時間を超えたハナシ【しんどいが、、手取りが!!】
今回の記事は下記の悩み・疑問を解決することができます。 残業時間が多くなるのにはどういった理由があるのか知りたい 残業時間が70時間を超えたら、どれくらいの給料がもらえるのか知りたい いっぱい残業がで ...
続きを見る
外資系企業ではクビになることはあるか?
「外資ではクビはあるか?」というポイントも外資系への転職を考えている人は気にしているでしょう。
僕が働いている会社はクビになっているケースは見たことがありません。元々は日系企業だったのでその名残があるのだと思います。
しかし、成果を出せないと給料が下がることがあるので、それが原因で自分から辞めて転職する人はいるかと思います。
僕が働く外資系はクビはありませんが、他の外資系ではやっているところももちろんあると思うのでそれは転職会議などで調べてみましょう!
労働組合はあるか?
「外資系には労働組合があって、機能しているか?」も気になるところだと思います。
僕の会社は元々が日系ですから、もちろん労働組合はあります。賞与や昇給について社長と協議をしたという連絡資料が組合のページに掲載されることはあります。
労働組合があって機能しているかも会社によって全然違うでしょうから、入社の前に確認してみたらいいでしょう。
外資金融の闇
僕は外資のメーカーですが、友人から外資系金融の闇を聴いたことがあるのでここで紹介しておきます。
外資系金融は営業のノルマがかなり厳しく、達成ができれば年齢に関係なく年収が3,000万円超えてくるみたいです。
しかし、そのノルマを達成できないと日系企業の新卒よりもはるかに少ない給料で、土日も雑務をやらされるそうです。

外資系企業へ転職する方法
外資へ転職する方法は簡単でして、転職エージェントに登録して「収入の高い外資系へ行きたいです」と伝えればオッケーです。
僕のオススメの転職エージェントは、マイナビAGENTさんですね。
マイナビAGENTさんは求人を豊富に持っているので、外資系の求人も持っているはずです。
マイナビAGENTさんは大手ですので、担当のエージェントのマナーもかなりしっかりしているので安心して転職活動を進めることができます。
外資に入る前に勉強しておくべきこと
さて、外資への転職を考えている人は「外資系に入る前はどんなことを勉強しておけばいいのだろうか?」という疑問を持っている人がいるでしょう。
外資に転職しようとしている方で、英語が苦手なら勉強した方がいいです。
働いていると英語でメールやチャットが来るのはフツーですし、会議をしている人もたくさんいます。英語ができないとかなり致命的なんですよね。
逆に英語ができる人は自分の仕事の専門分野の勉強をしておくといいでしょう。専門性を武器に働くのが外資系なので。
外資系は給料がいいのか?
外資の給料はいいですね。給料面に関しては全く不満がありません。
僕の職場の先輩にはとても良いところに住んでいる方がいますし、年配の方の中には地価の高いところに大きな一軒家を建てている方もいますww
僕はFIREしたいと考えているのでひたすら株を買ってますwww
各種社会保険や手当てはあるか?
たまに「外資は手当てが全くない」という情報を見かけることがあります。
僕の働くところではそんなことは全くありません。
社保は完備していますし、退職金は企業型DCの積み立てをしてくれますし、社宅手当や交通費手当もあります。社食ももちろんあります。
社保や手当は入社前に労働条件通知書を見れば、どんな手当がつくのかはわかりますよね。手当が欲しい人は、手当が出る外資系に入社すればいいのです。
まとめ
さて、今回は外資系への転職は辞めておいた方がいいのかを解説してみました。
僕の考えでは外資への転職は「人を選ぶ」と思います。
仕事がハードでも高収入が欲しい人は転職をすればいいですが、そうでなかったり人生でリスクを取れない人には「やめとけ」というアドバイスが適切です。
外資への転職を検討している人は自分のことを振り返って適切な判断をしましょう。
ということで今回の記事はここまでにしておきます。バイバイ!!