今回の記事は下記のお悩みを解決することができる記事になっています。
- 自分の職場で人が辞めていく。自分はい続けるべきか?辞めて転職をするべきか?
- マネジメントをしているが、退職者が多くて困っている。辞める人を少なくしたい。
こんにちは、かっしーです。
今回は社員が辞めていく職場に残り続けるべきなのか、辞めて転職をするべきかの判断基準をまとめました。
また、社員に退職されないようにするためのマネジメント側の工夫についてもまとめました。
この記事を書いている僕は新卒の4年間で2回の転職を経験しており、これまで勤務した職場で人がどんどん辞めていくのを目の当たりにしてきました。
ですから人が辞めていく職場の特徴やそういう場所に残り続けるメリット・デメリットに関しては詳しい自信があります。
もくじ
人がどんどん辞めていく職場に残るメリット
では、まずは人が辞めていく職場に残り続けることのメリットに関して説明をしていきましょう。
それは、下記に並べるものが挙げられます。詳しく解説をしていきたいと思います。
- 役職が上がる
- 業務量増加で残業代を稼げる
- 自分の経験値が増える
役職が上がる
社員がどんどん辞めていく職場に残り続けると、役職が上がる確率がかなり高くなります。
これは僕の現在の職場で実際にあったことです。
40歳の係長がある日会社を退職すると公表がありました。すると、その方の部下の31歳の主任の方がいきなり係長に昇格したのです。
僕が見た上記のケースでは実質9年間のショートカットをして、誰よりも早く係長になることができたわけですよね。
すると、若くして高度な社会人経験を積むことができますし、年収ももちろん上がりますよね。
業務量増加で残業代を稼げる
社員がどんどん辞めていく職場では、残り続けることを選んだ人に業務が集中していきます。
すると、残業代でお金を稼ぐことができます。
これは僕の経験なのですが、職場である時期立て続けに人が辞めていったことがありました。
すると、働き続けるつもりの僕に辞めていく人の業務がどんどん回ってくるわけですよね。
そして、毎月25時間程度だった残業時間が40時間になりました。なんと、繁忙期は70時間も残業をすることになりました。
残業が全てつく優良企業ですので、残業手当をたくさんもらうことができました!
自分の経験値が増える
人がどんどん辞めていく職場に残ると、自分の経験値が溜まりやすいこともメリットですよね。
先ほど、時間をショートカットして役職につくことができる事例や、業務量で残業が増える話をしました。
社員がどんどん辞めていく職場にいると、そうではない正常な職場に比べると自分の経験値が溜まりやすいことが分かりますよね。
自分のことをレベルアップしたい人はぜひ周りの社員が辞めていっても職場に残り続けましょう!
人がどんどん辞めていく職場に残るデメリット
では、人がどんどん辞めていく職場に残ることのデメリットについて考えてみましょう。
メリットとは反対に下にあげるものが考えられます。こちらも詳しく解説をしていきたいと思います。
- 業務量が増えて疲弊する
- 職場の業務が回らなくなりストレス
業務量が増えて疲弊する
まずは、業務量が増えて疲弊することをデメリットとして考えることができます。
先ほどは、メリットとして役職が上がったり、より多くの業務経験を積むことができると記載しました。
しかし、フツーの人よりも確実に体が疲れてしまいます。仕事や責任の量がその分多くなるので当然です。
先ほど僕は「残業を70時間してたくさんお金を稼いだ」と嬉しそうに書きましたが、マジでしんどかったですよ。
普段は通勤電車で読書をしたりするのですが、それができなくなるくらいに疲れてましたからね。
職場の業務が回らなくなりストレス
社員がどんどん辞めていくと、マンパワーが不足して職場の仕事自体が回らなくなります。
そういう時は必ず、「仕事回らねぇ、、」とストレスを感じます。
僕は経理の仕事をしているのですが、予定通りに決算をクローズ出来ずにかなりのストレスを感じました。
社員が辞めていくと予定通りに仕事を進められない状態が慢性化することがあります。これ結構シンドいですよ。
職場に残るか転職するかの判断基準
さて、ここから職場に残るかどうかの判断のつけ方について説明しましょう。
僕は下に記載する軸を基準に判断をしていけばいいと思います。
- 収入をもとに検討
- 自分の業務経験をもとに検討
- 会社の状況をもとに検討
これからじっくり解説をしていきます。
収入をもとに検討
まずは収入を軸に残るかどうか考えましょう。
社員が次々と退職していく会社というのは、先程も記載したように残る人の業務量・責任が増えます。
すると、昇格して給料が上がったり、残業手当で稼げるわけですよね。
しかし、もし会社がサービス残業が当たり前であったり、昇格しても給料が上がらないところなら転職した方がQOLは高くなるでしょう。
給料は伸びなくても会社が好きならもちろん残ればいいんですけどね。
自分の業務経験をもとに検討
次は、自分の業務経験を振り返って検討しましょう。
もしもあなたがある1つの職種の経験が豊富で、他社から入社を望まれるレベルの人なら転職してもやっていけるでしょう。
しかし、もしもまだ若手で業務経験を積めていないなら転職せずに辞めていく人の業務を担当して経験値を増やした方がいいです。
若手であまり経験が豊富でないなら転職してもそんなに給料は変わらないでしょうから。
会社の状況をもとに検討
また、会社の状況も視野に入れておいた方がいいでしょう。
もしも、会社自体は儲かっていて業務がキツいから人が辞めていくなら、先ほど述べた年収や自分の経験と相談して決めればいいと思います。
しかし、もしも業績が悪くて赤字を垂れ流し続けているなら転職してしまう選択肢も考えておくべきです。
会社が赤字続きで将来性がない場合は、優秀な社員が辞めていく傾向にあり、お手本になる人がいなくなる可能性大です。
転職するなら転職エージェントの登録が必須
転職を真剣に検討しているなら、転職エージェントへの登録は必須です。
というのも、理由は下記記載の通りです。詳しく解説をします。
- 採用にコストをかけたい会社が求人を出している
- 自分の年収診断ができる
採用にコストをかけたい会社が求人を出している
転職エージェントに求人票を出している会社は、基本的に採用にコストをかけたいと考えています。
つまり、いい人を雇うのにコストを支払うことを惜しまない姿勢が強いです。
そういう姿勢があるので会社自体ちゃんとしているところが多く、転職後も安心して勤務できる可能性が高いです。

自分の年収診断ができる
転職エージェントに登録しておくと、自分の年収の健康診断ができます。
転職エージェントは、相談に来た転職者の現年収や履歴書、職務経歴書からその人の転職後の年収をある程度予想することができます。
ですから、まさに定期健診みたいなノリで自分が転職したらどれくらいの年収になりそうか把握できます。
これだけでも転職エージェントに相談するメリットはかなりあると思っています。
オススメの転職エージェント
ここでオススメの転職エージェントを紹介しておきます。
それは、リクルートエージェントさんです。
転職エージェントでは最大手なうえに、転職支援実績者も業界内でダントツの1位です。
転職をしたいと考えている人が、登録をしたらあなたにピッタリの会社を紹介してくれるのは確実です!
人が辞めていく職場の特徴
では、ここからは社員がどんどん辞めていく職場の特徴を紹介していきます。
僕は人が頻繁に辞めていく職場には、下に記載する特徴があると思っています。
- 給料は低いが労働時間が長い
- 上司が怒鳴る・手を出す
- 飲み会・行事が多い
- 職場が体育会系すぎる
- 無意味な仕事が多い
僕の経験にもとづいていますので、これから詳しく解説していきます。
給料は低いが労働時間が長い
給料が低いけれども労働時間が長い会社では、社員は逃げるようにどんどん辞めていきます。
僕が2社目に経験したベンチャー企業がまさにそうでした。
給料は低いのにひたすら夜遅くまで働かせるところでした。そのせいか、正社員が毎月何人も辞めていってました。

上司が怒鳴る・手を出す
上司が怒鳴ったり、手を出したりする会社も社員が頻繁に辞めていきます。
僕が新卒で入社した大手企業がまさにそんな感じでしたね。
怒鳴りたがるめんどくさい無能上司が若手をパワハラするところでしたので、先輩や同期が辞めていってました。
僕も上司にパワハラされてメンタルがおかしくなりかけていました。
飲み会・行事が多い
飲み会や行事の多い会社も人が辞めていく傾向が強いでしょう。
飲み会と行事で社員の絆を深めるなんて考えるのは昭和すぎるので、若い人は辞めたがるでしょう。
僕が新卒で入った会社はそういうイベントが多かったのですが、「行事と飲み会が多くてマジでダルい」と言って辞めた先輩がいました。
最近は、「勤務時間後の飲み会に残業手当をつけろ」という若い人は多いのでそういう職場の上司は注意ですね。
職場が体育会系すぎる
職場の雰囲気が体育会系すぎるところも人が辞めやすいと僕は考えています。
というのも、体育会系の職場は下記の特徴があるからですね。
- 上司には絶対服従
- サービス残業当たり前
- ノルマは絶対達成
他にも過酷な特徴がたくさんあると思いますが、見るだけでも嫌気がさしてくるものばかりです。
そういう職場はよほど心身共に強い人じゃないとそもそも続きませんし、そうじゃない人は自然とフェードアウトします。

無意味な仕事が多い
誰も見ないような資料作りをひたすらやるような職場も人が辞めていく可能性が高いです。
特に若い人は仕事に意味がないと気がつくと辞めていきます。
僕が新卒で入った会社がそうで、配属部署が意味のない資料作りをひたすらやるところでした。
優秀な若手の先輩はある日いきなり辞めていきましたし、僕も仕事の無意味さに気づき辞めました。

人が辞めないようにする工夫
さて、ここからは人が辞めないようにする工夫を考えてみましょう。
僕の個人的な経験では、下に記載するものが考えられます。
- 残業時間を減らす
- 面倒な行事をなくす
- 給料を上げる
詳しく解説をします。
残業時間を減らす
残業時間はできるだけ減らしていきましょう。
今の若い人は自分の時間を大切にしたいと考えていて、残業時間が長いと辞めたくなる傾向があります。
僕の職場にも長時間残業が原因で辞めていった人が何人もいます。
もしマネージャーが気合と時間で大量の仕事をするタイプの人でしたら注意が必要です。
面倒な行事をなくす
面倒な行事はなるべく排除していきましょう。
昭和の世代の方は、社内行事でみんなと仲良くするのが好きかもしれません。
が、今の若い人は違います。
行事なんかはなるべく参加せずに、自分の時間を優先したいと考えています。
僕もそうでして、新卒で入社した大手企業での社内行事はなるべく行きませんでした。ぶっちゃけ休日を拘束されるのは我慢なりません。
給料を上げる
社員の退職を防ぎたいなら、給料を上げるのも1つの手段ですね。
若い人、特に男性はお金を稼ぐことに貪欲な人が多いので年収がそれなりにアップすると転職していきます。
稼ぎに貪欲で頑張る社員がいたら給料で報いることをオススメします。他社に転職しないうちに早く、、
僕の体験談:過去に人が頻繁に辞めていった職場
さて、ここからは僕の体験から社員がどんどん辞めていく職場の特徴を紹介します。
僕は過去に2回も転職をしてしまっているわけですが、僕だけでなく周りの人もたくさん辞めていきました。
特徴は下記の通りですね。先ほども特徴や具体的なハナシついては記載したので、詳しい解説は省きます。
- 集計作業だけをする職場
- 業務負荷が大きいが給料が低い職場
転職の一般化で人は辞めやすくなった
時代の流れみたいなハナシになりますが、転職自体がそもそも一般化してきていますよね。
ですから、職場で社員が辞めて転職をしていくのはフツーになりつつあります。
特に転職により収入や環境を改善できることが確定すると、人はすぐに辞めるでしょう。

データで見る転職者の増加
転職をする人が日本でそもそも増えていることをデータで確認しておきましょう。
下の画像を確認すれば、年々転職者が増加していることが分かります。データを見れば日本ではどんどん転職が一般的なイベントになってきています。
過去のように異常なことではなくなりつつあります。
参考:統計トピックスNo.123 増加傾向が続く転職者の状況 ~2019年の転職者数は過去最多~
転職を繰り返す同世代の友人
さて、データで転職をしている日本人が多いことは確認することができました。
ここで僕の身近な友人の事例も紹介しておこうと思います。具体例があるとイメージがつきやすいですよね。
保険の営業がキツくて転職をした友人がいます。超大手の損保だったのですが、1年くらいで転職していきました。
彼は今も大手企業でちゃんとした待遇で働けているみたいです。
他にも、営業がシンドいから事務に転職をした友人がいます。
僕も、「大手の経理→エンジニア→大手の経理」と転職をしており今の職場が1番気に入っています(笑)。
年収は転職で上げやすい
最後にこれは是非知っておいてもらいたいのですが、転職で年収上げるのって簡単なんですよ。
僕とかはコロコロ転職をしているような軸がブレブレの若造ですが、前職から年収が130万円も上がりました。
誰でもできる転職で年収を上げるコツは下記の記事でまとめています。読んで行動すれば年収アップの確率大です。
-
-
転職で年収をアップするのは難しくない【誰でもできるコツを伝授】
今回の記事は下記の悩みを解決することができる記事になっています。 転職で年収をアップする方法が知りたい 転職で年収を上げるのは難しい?簡単? 転職で年収を上げるのに難関資格は必須? こんにちは、かっし ...
続きを見る
まとめ
さて、今回は「社員が辞めていく職場で残るか、自分も辞めるか」や「社員が辞めないように職場を改善する方法」についてまとめました。
社員が辞めていく職場では、自分が心身共に強く、職場に残ることでメリットがあれば働き続けましょう。
また、社員が辞めない職場作りに関しては、難しいですが「ストレスは少なく、待遇も良い」という状況を目指すのがベストです。
今回はここまでにしておきます。