こんにちは、かつしーです。
今回は転職活動における面接のハナシです。
転職の面接で「いつから弊社で働けますか」と質問せれたらどう答えるべきかレクチャーしていきます。
今回の記事は、
- 転職活動をしていて、最終面接を控えている
- 転職の最終面接で「いつから働けますか」と質問されたがどう答えるべきかわからない
- 「いつから働けますか」の質問の意図を知りたい
- 内定先の企業と当初約束したタイミングからリスケの必要が生じた
といった問題意識を持っている方にはとても有益な記事になっていると思います。
この記事を書いている僕の主な実績としては、新卒で社会に出てから3年で2回の転職をし現在大手企業で勤務している人間になります。コロナ禍にベンチャー企業から大手企業への転職もしていて、年収100万円以上アップにもサクセスしています!!
ですので、転職の面接の攻略方法にはかなり自信があります!!
では、さっそくいきましょう。
もくじ
結論:転職いつから働けますかと質問されたら
さて、先日僕は下記のツイートをしました。
転職の面接で、「いつから働くことができますか?」と質問されたらどう答えるのがベストでしょうか。僕は「3ヶ月以内」がベストと考えています。できるならもっと速い方がいいです。企業が中途採用の求人票を出すのは、経験者の欠員が出ていてすぐ人手が欲しいからです。速い方が受かりやすい。 #転職
— かっしー@転職マスター (@FIRE81056719) June 20, 2021
結論からすると、転職の面接で「いつから働けますか」と質問されたら3ヶ月以内で回答するべきです。
できるならもっと速いタイミングがいいと思ってまして、2ヶ月以内が理想的なタイミングではあります。コレは引き継ぐ業務をたくさん抱えていると、難しいですが。速ければ速いほどGoodです。
転職エージェント経由なら転職エージェントに伝える
もしあなたが転職エージェント経由で転職活動をしているなら、面接では「いつから働けますか」と言う質問は来ないかもです。
というのも、転職エージェント経由で転職活動をしていると、転職エージェントを挟んで入社のタイミングをやり取りするからなんですよね。
転職エージェントから内的先の企業が指定している入社のタイミングを聴いて、自分が入社可能なタイミングを伝えて、入社時期を確定していくイメージ。ですから、実際に面接して答えるよりもぶっちゃけやりやすいんですよね。
「いつから働けますか」の質問の意図
「いつから弊社で働けますか」という質問にはどんな意図があるかわかりますか。
この質問は、
「あなたが受験している会社で合格する可能性が高く、そしてあなたが会社に来る気があるのか」
を確認するためです。
いつから働けるのかを確認するということは、「もうほぼほぼ合格が決まっていて、あなたに中途入社して欲しい」と考えても問題ないです。あとは「それ以降の質問で変な回答・的外れな回答をしてしまう」とか「逆質問を全くしない」などのヘマをしなければ何の問題もなく面接をクリアすることが可能です。
もちろん他にもいろいろな意図があり、一概には決められませんがほぼほぼ上記の意図があると思います。
ただ、ルーティン的に行なっている人事も中にはいるかもなので気をつけましょう。最後まで面接では油断しないように気をつけるべきです。
現在働いていないならすぐに入社可能と伝えよう
先程結論のパートで、「いつから働けますか?」に対する回答はなるべく速い方がよくて、3ヶ月以内が普通と書きました。できるなら、2ヶ月以内。
しかし、もしあなたがいま離職中で働いていないなら、「すぐに働けます」と答えるのが理想です。理想というか、当たり前ですww
というのも離職している場合は、働いている人と比べて現職での引き継ぎ等がなく、すぐに働けないとおかしいからです。
「海外を放浪したいので、半年後から働けます」といったような回答をすると働く気のない不真面目な人間だと思われるので注意です。
あいまいな回答は禁止
転職で「いつから働けますか」という質問に対しては、曖昧な回答を絶対にしてはいけません。
というのも、ある程度社会に出て働いたことのある方ならいうまでもないことかもせれませんが、ビジネスにおいて曖昧な回答はNGだからです。
ですから、
- 2ヶ月後か3ヶ月後あたりには、、
- 今年の上半期に、、
といったような明確に入社するタイミングを提示しないのは論外です。
時間について曖昧な表現をする人はビジネスにおいて信頼されません。計画性がなく、仕事の方法に問題があると勘違いされてしまう可能性があるので要注意ですよね。
先方から指定してくることもある
ちょっとここまで「いつから働けますか」という質問の回答方法や意図、注意点を見てきましたが、入社可能時期については企業側から提示してくることがあります。
それは面接中もしくは内定を取った後に、「○月の初日から来れますか」といったような感じです。
こういった場合は必ず先方から提示されたスケジュールに合わせた方がいいです。もし無理なら調整はしてもらえるとは思いますが、入社可能時期が遠すぎる場合は人によっては内定取り消しになる可能性もあります。
内定が出ていない場合は、先方に合わせると受かる確率が上がり、先方のスケジューリングを断ると他の受験者に内定を取られてしまう確率が上がります。特に大手は受験者が多いので注意です。
僕の体験談
僕の体験談をちょっと紹介しちゃいます。
僕は前回転職エージェント経由で転職をしましたが、面接を受験している月の次の月からくるように、面接でお願いされました。
僕は引き継ぎができるか不安だったのですが、企業側のスケジューリングに合わせないと通らないだろうなと思い、企業側が提案する入社時期を承諾したんですよね。
そしたら、現在勤務している大手企業に合格しました。
今振り返るともし今勤務している入社可能時期を断ってしまった場合は、今の会社に合格しておらずベンチャー企業で働きながら転職活動をしていたことでしょう、、
なぜ企業が中途採用の求人票を出すのか理解しよう
転職の面接における「いつから働けますか」という質問に、なぜなるべく速く入社できることを伝えるべきなのかを考えてみましょう。
クエスチョンとしては、見出しの通りです。なんで企業は中途採用の求人票を出すのでしょうか?
それは、最初に紹介したツイートに答えをちょろっと書いてしまってますが、「経験値の高い人材がすぐに欲しいから」なんですよね。
イメージとしは、求人を出している企業の社内で人手が足りておらず、今すぐに中途の経験のある即戦力が欲しいということなんですよね。人が足りていないわけですので、早く人が入ってくれる方がありがたいんですよ。
ですから、面接で「いつから働けますか」という質問に対し速く来れると約束してくれた人は評価良くなります。
長すぎると合格しない
いつから働けるかという企業の質問に対して、入社までの期間が長すぎてしまうと落ちる可能性かなり高くなると思います。
というのも、先ほども書きましたが、中途で求人票を出しているのは速く人材が欲しいからでして、半年先とかに来れるという人は評価悪いです。というか論外かもしれません。
もしも同じスペックの人で、来月来れますという人がいたらほぼ確実にその人に内定を取られてしまいますよね。
長すぎると仮に合格しても印象が悪い
また、もし仮に合格しても、入社までの期間が長い人といのは印象悪いですね。
といのも、先ほども述べたように、中途採用の求人票を出している企業は人手が足りてなくてキツいのです。
内定を出した人・出そうとしている人になるべく速く来て欲しいのです。
にも関わらず半年先とか回答されると、内定を出しても「遅いな〜、この人ヤル気あんのかな〜」と悪い印象を与えるのは避けられません。入社する前から仕事遅いヤツみたいな烙印を押されるのは避けたいですよね。
入社までの長さはやる気を見られる
「いつから働けますか」という面接の質問には、企業の人事が面接を受験している人のやる気を見ていると考えることもできます。
言うまでもなく、人事は速い回答をした人が会社への入社モチベの高い人だと感じるはずですよね。
面接を実施するあらゆる転職者に上記の質問を行い、転職者それぞれのヤル気を確認し、ヤル気の高さを感じられる受験者な内定候補になるみたいなイメージです
この質問をされると内定はほぼほぼ近いと思ってますが、人事にも色々な意図がある可能性が高いので最後まで油断しないようにしましょう。
転職先の会社の動きも理解しよう
「いつから働けますか」という質問に対して答えを考える前に、転職者を受け入れる企業側の動きも考えると、なぜ速い回答が好印象なのかわかります。
会社は転職者を社内に受け入れるとなったら、
- 配属部署が研修スケジュールを組む
- 資材が転職者のためにパソコンを発注
- 人事が社員名簿を更新
などなど転職先のあらゆる部署であらゆる人があるゆるアクションを起こします。
あらゆる部署に動きが発生するので、速く入社できる方が好ましいですし、入社時期は約束したら絶対守る必要があります。
面接の段階ですぐ来れないことが明白な場合は?
「いつから働けますか」という転職の面接にて、面接を受験している段階で3ヶ月以内に来れないことが明白なら正直に言いましょう。
大手企業なら入社可能タイミングが面接受験時点から3ヶ月を超えてしまうと、多分不合格になり大変悔しいかもです。
が絶対に嘘を付いてはいけません。理由は次の小見出しに解説します。
嘘を言ってはいけない理由
では、なぜここで嘘を言ってはいけないのでしょうか。
それは、嘘がバレた後に企業に最終的に謝ることになり、自分の信頼を失ってしまうからですよね。
また、僕が聴いたハナシですと場合によっては面倒なことになる可能性もあるみたいです。転職活動していて面倒なトラブルが発生するとマジでロスでしかないです。
なので、速いタイミングに入社可能でなくても必ず正直に言いましょう。ぶっちゃけ、トラブルになるくらいならその会社は不合格になって、また他の会社を受験する方が賢いです。
現職の引き継ぎはしっかりとするべき
この見出しでは、ちょっと余談です。もし、希望する会社から転職で内定をもらい、速いタイミングに入社可能と伝えたとしましょう。
それで現職に退職の意志を伝えて、引き継ぎがスタートしたとしましょう。あなたは今次の会社に行きたくてウズウズしているとします。
ここで重要なことは絶対に現職の引き継ぎはちゃんとしましょうねということ。ここで丁寧な引き継ぎをしないと現職の人に徹底的に嫌われます。
とはいえ、ちゃんと引き継ぎしても嫌われることもあるのが現実。次の小見出しで僕のドンマイな体験談入ります。
僕の体験談:引継ぎをちゃんとしないと白目で見られる?
ここで僕の体験談をちょっと紹介しちゃいます。僕が新卒の会社を辞めて、ITベンチャー企業に転職をするときのエピソードです。
僕は新卒で入社した会社に対してマニュアルも作り、与えられた時間でできる限りの引き継ぎはしましたが、やはり周囲の態度は冷たかったですね。
ただのお前のドンマイなエピソードじゃんとつっこまれそうですが、ちょっと真面目なことを書きすぎたので、休憩に関連しそうなハナシを挟んでみました。
もし面談時の入社日を守れそうにない時は?
もし転職の面接で内定が出て、いざ今の会社を辞めるために引き継ぎをスタートしたものの、予想以上に時間がかかりそうだったらどうしましょうか?
こういうタイミングは言うまでもないですが、即報告&謝罪&リスケの依頼ですよね。転職の前から自分の評価が下がってしまいアレなのですが仕方ありません。
入社後にやらないといけないこと
もし、面接で伝えたタイミングよりも入社タイミングが遅れてしまう場合は、
- 入社後に業務で挽回しないといけない
- 入社後に仕事でのミスは絶対に絶対に許されない
という状態に立たされてしまったことを理解しましょう。自分は今不利な立場にいるんだと。
まとめ
さて、今回の記事では転職の面接で「いつから働けますか」と質問されたときの対処方法について考えました。
内容をサクッとまとめると、
- 「いつから働けますか」と質問されたらなる速で回答。
- 理想は2ヶ月以内に入社のタイミングを設定。
- ウソは絶対に禁止
- 極力リスケはしないようにする
になりますね。
もし皆さんが本命の転職先の会社から質問されたら元気よく、速く入社できることを伝えると合格率アップです。
そして、合格して企業から内定を取ったら、あとは入社タイミングの約束を守れば転職成功しますよ。
ということで今回はここまでにしておきます。バイバイ!